2015年1月17日土曜日

2015年に思う事

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

2014年は運用自動化元年というお話を書きました。
遠からず、その動きは各所で見られた1年でしたが、
未だマインドという部分で停滞しているところが多いように感じました。
今年は思想から行動に移って本格的な運用オペレータの淘汰が始まると思います。

それでは今年はどんな年になるでしょうか。

2015年はコンテナ運用元年になると考えています。
コンテナというと、私はOpenVZやVirtuozzoのイメージが強く、
VPSのような感じであまり良いイメージがありません。
また、ハイパーバイザー型のようにサーバをまるっと仮想化した方が、
私のようなインフラエンジニアはやり易いように思えて、どうしてもコンテナ型は敬遠します。

コンテナ型はカーネル共有型になる為、どうしても向き不向きが出ます。
PostgreSQLやOracleのようなデータベースには向いていません。
またTCP周りのチューニングも難しくなり、アクセス数が膨大なサイトは最適化が難しくなります。
これは私が2014年まで普通に考えていたことです。
多くのインフラエンジニアはそう考えていたと思います。

クラウドが当たり前の時代となりました。
2012年のAWSサミットはホテル日航東京で2部屋で行っていました。
コイニーさんとかがStartupコンテストで登壇していたのを鮮明に覚えています。
丁度、ビッグデータというバズワードが出始めた頃です。
その頃のセッションではビッグデータをいかにストアするかという内容でした。
redshiftも出始めでどう使うのか。DWHを再考するようなイメージだったと思います。

去年は奇しくもマイクロソフトと同じ高輪プリンス。
ビッグデータのキーワードは勿論流行りのキーワードですが、大きく内容が違っていました。
いかにストアするかから、いかに分析するかという内容に変わってました。
リアルタイムに分析して提供するか。adtechが牽引している技術です。
それに伴ってAWSからはKinesisがリリースされました。

この間、たった2年です。
たった2年でビッグデータのストアをいかにするかという話をしていたのが、
リアルタイムでストリーミング解析をする為にどうすればいいかという次元になりました。

話を戻しましょう。
クラウドの「捨てる」というインフラ運用方針もやっと頭の固い人達がついてきました。
ミドルウェアを捨てるという考え方でいくと、ハイパーバイザー型よりかは、
コンテナ型の方がやり易いという話になります。
カーネルに依存するようなミドルはRDS等でPaaSとして利用します。
こうなるとハイパーバイザーでなければならない理由もなくなってきます。

ハイパーバイザーかどうかは使用者側はパブリッククラウド上ではあまり関係ないため、
コストが安くなり、更にlaunchの時間が短くなる。更に柔軟な設計が可能になり、
複数のサーバをスタックして考えるようになる。
要するにCoreOSに代表されるコンテナ管理を前提とした考え方が浸透する。
そんな1年になるんじゃないかなと思っています。

CoreOSはDockerから卒業を果たし、Rocketを打って出ました。
AWSもコンテナ型のサポートサービスを発表しました。
今年は加速するのに十分な要素が揃ってます。
コンテナのミドルウェア分散設計の方法をしっかりと抑えたいと考えています。

今年もよろしくお願いします。

2 件のコメント:

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